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実家を売る前のハウスクリーニングは必要?費用の目安と判断基準

約15分で読めます 家族ナビ編集部
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実家を売る前のハウスクリーニングは必要?費用の目安と判断基準

家財を運び出して空になった実家を見ると、想像以上の汚れが目に入ります。「このまま売りに出していいのか」「クリーニングにいくらかけるべきか」——判断の材料がないまま、業者に言われるまま頼んでしまうこともあります。

結論を先にお伝えすると売却する場合はハウスクリーニングの費用対効果は限定的です。買主が住む前にリフォームすることが多く、清掃費が売却価格に上乗せされるとは限らないためです。一方、賃貸に出す場合や、内見の印象を大きく左右する水回りが著しく汚れている場合は入れる価値があります。この記事では、判断基準と費用の目安を整理します。

入れるべきかの判断基準

まず、家をどうするかで答えが変わります。

家の扱いクリーニングの必要性理由
解体して更地にする不要取り壊すため意味がない
古家付きのまま売るほぼ不要買主がリフォーム前提で購入する
中古住宅として売る部分的に検討内見の印象に関わる水回りのみ
賃貸に出す必要入居者が入れる状態にする義務がある
親族が住む任意住む人の判断

最も多い失敗は、解体予定の家にクリーニングを入れてしまうことです。売却の方針が決まる前に清掃を手配すると、まるごと無駄になります。家の扱いを決める手順は実家じまいの手順7ステップで解説しています。

中古住宅として売る場合の考え方

売却時にクリーニングを入れるかは、内見で減点されるかどうかで判断します。

  • 入れる価値がある: 水回り(キッチン・浴室・トイレ)に目立つ黒ずみやカビがある、室内にたばこ・ペットのにおいが残っている
  • 入れなくてよい: 経年による床や壁の傷み、設備の古さ。これらは清掃では改善せず、買主も価格に織り込んで判断します

においは内見で最も印象を左右する要素で、写真では伝わらないぶん現地での落差が大きくなります。ここだけは費用をかける価値があります。

ワンポイント

清掃を入れるかどうかは、先に不動産会社に相談してください。「この状態なら清掃なしで出しましょう」「水回りだけ入れれば印象が変わります」といった具体的な助言がもらえます。売却価格への影響を判断できるのは、その地域の相場を知っている担当者です。

費用の目安

箇所別に依頼する場合の一般的な目安です。

箇所費用の目安
キッチン(レンジフード含む)15,000〜25,000円
浴室13,000〜20,000円
トイレ8,000〜12,000円
洗面所8,000〜12,000円
エアコン(壁掛け1台)8,000〜15,000円
水回り3点・4点セット30,000〜50,000円
空室まるごと(3LDK・戸建て)60,000〜120,000円

※ 調査時点の一般的な目安です。汚れの程度・間取り・地域により変動します。

家全体をまるごと依頼するより、必要な箇所だけを選ぶほうが費用対効果は高くなります。実家じまいでは水回り3点セット(3〜5万円)に絞る判断がよく取られます。

費用全体のバランスは実家じまいの費用で整理しています。

遺品整理業者の清掃との違い

遺品整理業者に片付けを依頼すると、作業後に簡易清掃がついてくることがあります。ただし内容は「掃き掃除・拭き掃除」程度で、専門的なクリーニングとは別物です。

遺品整理業者の簡易清掃ハウスクリーニング
内容掃き掃除、床の拭き掃除、ゴミの除去専用機材・洗剤で汚れを除去
水回りの黒ずみ・カビ対応しないことが多い対応する
エアコン内部対応しない分解洗浄で対応
費用作業費に含まれることが多い別途

片付けの見積もり時に「清掃はどこまで含まれるか」を確認してください。含まれる範囲を把握しておけば、追加でクリーニングが必要かどうかを判断できます。片付け費用の相場は遺品整理の費用相場をご覧ください。

なお、室内で亡くなった場合の特殊清掃は、通常のハウスクリーニングとは別の専門作業です。詳しくは孤独死の遺品整理で解説しています。

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必要な箇所だけ頼む|ハウスクリーニングの料金を比べる

実家の清掃は、まるごと頼むより必要な箇所を選ぶほうが費用を抑えられます。【ユアマイスター】は水回り・エアコンなど箇所ごとに料金と口コミを比べて依頼でき、実家の近くで対応できる事業者を探せます。

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※ サービス内容・料金は各社公式サイトを必ずご確認ください。

頼むときに確認したい3点

  1. 空室(家財がない状態)かどうかを伝える 家財が残っているかで作業時間と料金が変わります。片付けを先に済ませてから依頼するほうが安く済みます
  2. 水道・電気が使えるか確認する 空き家で止めていると作業できません。清掃の日程に合わせて開通させる必要があります
  3. 作業日と内見・引き渡しの日程を合わせる 清掃後に時間が空くと、また埃が積もります。内見開始の直前に入れるのが効率的です

特に2つ目は見落とされがちです。親が施設に移ったあとライフラインを止めていた場合、清掃業者が来ても作業できません。日程を決める前に確認してください。

まとめ

  • 解体予定・古家付きで売る場合は不要。方針が決まる前に手配すると無駄になる
  • 中古住宅として売るなら、水回りとにおいだけ費用をかける価値がある
  • 賃貸に出す場合は必要
  • 費用は水回り3点セットで3万〜5万円、空室まるごとで6万〜12万円が目安
  • 遺品整理業者の簡易清掃は掃き掃除程度。専門的なクリーニングとは別物
  • 依頼前に水道・電気が使えるかを確認する
実家を売る前にハウスクリーニングは必要ですか?

売却の方法によります。解体して更地にする場合や古家付きのまま売る場合はほぼ不要で、買主がリフォーム前提で購入するため清掃費が価格に反映されにくいためです。中古住宅として売る場合は、内見の印象を左右する水回りとにおいに絞って入れる価値があります。賃貸に出す場合は必要です。

実家のハウスクリーニングはいくらかかりますか?

キッチン15,000〜25,000円、浴室13,000〜20,000円、トイレ8,000〜12,000円が目安で、水回り3点・4点セットなら30,000〜50,000円程度です。空室をまるごと依頼する場合は3LDK・戸建てで60,000〜120,000円が目安になります(調査時点)。

遺品整理業者の清掃だけで十分ですか?

用途によります。遺品整理業者の簡易清掃は掃き掃除・拭き掃除程度で、水回りの黒ずみやカビ、エアコン内部までは対応しないことが多いためです。片付けの見積もり時に清掃がどこまで含まれるかを確認し、不足する部分だけ専門業者に依頼する形が効率的です。

ハウスクリーニングを頼むときの注意点はありますか?

空き家で水道・電気を止めていると作業できないため、日程に合わせて開通させる必要があります。また家財が残っていると料金が上がるため、片付けを先に済ませてから依頼してください。清掃後に時間が空くと埃が積もるため、内見開始の直前に入れるのが効率的です。

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